ヤヘー岩

史跡

南からだと田名漁港を過ぎたあたり、北からだクバ山の入り口を過ぎ西海岸に入った途端目に入る、
海面から親指のように突き出た巨岩がヤヘー岩です。潮が引いているときに近づいてみると、陸とつながっていることがわかります。
岩の北側は台地上になっていて、見張り台のグスク(砦)が築かれたと思われる石積みが残っています。
大陸方面から渡来する敵に備えた最前線となっていて、到来を知らせる狼煙が、ここを起点に、
ウッカー、腰岳、賀陽山の山頂を経て伊是名、今帰仁までリレーされ、防備を固めたことが想像できます。

営業時間終日開放
休館日年中無休
アクセスフェリーターミナルから車で15分、自転車で30分
所在地〒905-0701 沖縄県島尻郡伊平屋村
駐車場8台

SMILE情報

潮が引いている時間帯は歩いて渡れ、石段のような石積みを見学できます。
岩の沖側は絶好の磯釣りポイントですが、夢中になり過ぎると潮が満ちて帰れなくなるのでご注意。
岩山の頂上まで登れますが岩は脆く大変危険です。ロッククライミングの専門技術と道具が必須です。